介護福祉士を受けるには実務者研修が必須項目になりました!

介護の世界でキャリアアップしたかったら外せない資格

より質の高い仕事をしたり、キャリアアップをしたいと思うのであれば、介護関連の資格を徐々に取っていくことがとても重要です。
介護関連の資格として上位にあり、多く人が目指すのが介護福祉士ですが、この資格を取るにはある程度長い道のりを経ないといけません。
その道のりの一つとして、平成28年度から介護福祉士の受験資格の一つとして、実務者研修を修了していることが加えられました。

この実務者研修とは、介護をする上での基礎から中級クラスの知識と実務的なスキルを学ぶ場です。
ホームヘルパー1級に相当するものとなっていて、今はこの実務者研修に変更されています。
より上のレベルの介護キャリアに達するには、この実務者研修は避けては通れない道だと言えるでしょう。

とはいえ、それほど難しい資格ではなく、比較的気軽に取れるものですので、キャリアアップを目指す人はぜひとも早い段階で受けるようにしたいものです。
どこでどの講座を取るかにもよりますが、最短で6日間ほどの講習ですし、費用も3万円台で済むことが多いので、それほど大きな負担とはならないでしょう。
現在仕事をしている人でも、このくらいであれば無理なく仕事をしながら研修を受けられますので、チャレンジする価値が十分にあります。

実務者研修で受けるメリットは多い

実務者研修は、介護の基礎的なことだけでなく、中級クラスの知識や実技を習得することができます。
一つの大きな特徴は、サービス提供責任者としての業務を行えるようになるための学習ができる事です。

小さな介護事業所などでは、サービス提供責任者が不在となっていますが、その分報酬が減額されてしまいます。
そこで、この実務者研修を受けてサービス提供責任者となると、事業者全体の収入が上がって大きなメリットとなるのです。
当然、資格保有者は給料アップなどのメリットを受けることができますので、より良い条件で働けるようになります。

活躍の場が広がる

実務者研修では、介護の分野だけでなく、医療的なケアの方法についても学ぶことができます。
経管栄養とたん吸引の方法を実践を通してスキルを学べるのです。 
介護施設ではこうしたケアはとてもニーズの高いものですが、医療行為ということで本来介護スタッフにはできないものでした。

しかし、実務者研修でスキルを学び認定をその後受ければ、自分でもできるようになります。
実務者研修は将来への道を開くと共に、活躍の場を広げることにもつながりますので、とても有用な資格と言えるでしょう。
自宅でも通信講座を受けられる仕組みもありますので、大きな負担を感じることなく資格が取れるという魅力もあります。

関連記事