高齢者コミュニケーター講座を受講するメリットとは

高齢者コミュニケーター講座を受けてより良い意思の疎通を

介護に関係する講座や研修はたくさんありますが、高齢者コミュニケーター講座は中でもユニークなものです。
というのも、介護の技術や制度について学ぶというよりは、どのようにして上手に高齢者とコミュニケーションを取れるようになるかということを学べるからです。
高齢者は、身体的なサポートを必要としていますが、同時に心理的なサポートも必要としていて、そのため話し相手がいることが重要になります。

介護の現場に携わっている人としては、施設を利用している人と心の垣根を取り払って、いろいろなことを話すことができる信頼できるスタッフとなりたいと思うのです。
その点でこの高齢者コミュニケーター講座は、高齢者との話をどのように心が通うものとできるかを学べます。
良いコミュニケーションが取れるようになれば、業務もとてもしやすくなりますし、何より高齢者の方のためにより良い仕方で働けるようになりますので、やりがいも感じられるようになるというメリットがあります。

コミュニケーションの技術を身に着けることができる

コミュニケーションは、それぞれの人の性格なども関係してきますが、コミュニケーションを取る技術というのも重要なポイントです。
そのため、この高齢者コミュニケーター講座では、日本の昔からの心づかいのエッセンスと、欧米で培われた会話の技術というものを学べます。
話を聴く際の相槌の仕方や質問の仕方などを変えるだけで、かなり会話の質が向上しますので、こうしたテクニックを学べるのはとても大きなメリットです。

さらに、高齢者コミュニケーター講座では、単に心理学的な知識を学ぶのではなく、実際にあった事例を通じて教訓を得るという手法を採っていますので、とても実践的です。
自分だったらこうした時にどのような対応ができるか、とイメージしながら学習していけますので、実用的なスキルが身に着くのがメリットと言えるでしょう。

そして、この高齢者コミュニケーター講座の特徴は、単にコミュニケーション能力についての知識や技術を教えるだけでなく、専門の講師による添削がなされる点にあります。
自分の対応の方法などをプロに見てもらってチェックしてもらえますので、自分の弱いところなどを客観的に判断することができて、スキルの向上を確実なものとすることができます。

介護の現場で役立つ

この講座は介護事業所として大手のニチイが主催していますので、介護の現場ですぐに役立てられるノウハウが詰まっているというメリットがあります。
介護の現場ではもちろんのこと、基本的なコミュニケーション能力を高めて、日常生活の中でも当てはめられることがたくさんあるというのも嬉しいところですね。

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