お年寄りに虐待なんて考えられない!

誰も幸せにならない行為

お年寄りへの介護の現場において絶対にしてはいけないことは虐待です。
介護を受ける立場であるお年寄りは基本的に弱い存在であり、虐待をされたとしてもそれに抗うような力がありません。
基本的にお年寄りというのは子供と同様に弱い存在であることを認識するべきです。

確かに介護の現場の中にはとても辛い状況の中で仕事をしていて、ストレスが溜まっている方が多いのは事実でしょう。
しかし、だからといって日頃の鬱憤を晴らすためにお年寄りへの虐待が正当化されるわけではありません。
そのようなことが起きてしまうと、お年寄りは深く心にキズを負ってしまい、そのような事件のあった施設も信用性を失ってしまうでしょう。

多くの方に不幸がおとずれてしまい、誰も幸せにならないのが高齢者虐待です。
家庭内での虐待のニュースが話題になることはありますが、これは介護施設内でも起きていることなのです。
特に寝たきりのお年寄りに対して虐待をするケースが多く、これはとても卑劣な行為といえるでしょう。

相手から反撃をされる恐れがないのをいいことに、虐待をしているケースは跡を絶ちません。
このようなことが二度と起きないようにさまざまな対策を講じるべきでしょう。
お年寄りへの虐待が報道されるたびに私は心を痛めており、このような事件が起きないことを祈っています。

虐待を防止するためには

お年寄りへの虐待の現状をただ嘆いていたのでは状況が改善されることはないでしょう。
介護の現場で働いている職員の一人として、それぞれが虐待防止のために何ができるのかを考えるべきです。
ただし、職員個人の努力だけではなかなか状況を大幅に改善することは難しいでしょう。

組織的な対策を取ることも必要となります。
まずは適切な人員配置をすることが大切だと思います。
スタッフの数が十分足りているのであれば、お互いを監視することもできます。

基本的に虐待というのは一人かあるいは少人数で行われていることが多いからです。
虐待が起きている施設ではそもそもスタッフの人員が不足しており、お互いの仕事を監視するようなこともできていませんでした。
それは介護現場における人手不足によって引き起こされているものであり、それが虐待を促す要因となっているのはとても問題です。

ストレスに関するマネジメントをきちんとすることも大切です。
虐待をした方達は元々そういう性質を持っているわけではなくて、どうしようもないストレス下でやってしまったというケースがあります。
ストレスを上手く解消して、リラックスした状態で仕事に取り組めるような環境作りは必要でしょう。

本人が虐待を受けた時に気軽に相談できるような体制づくりも大切です。
以上のような対策を実行することにより、虐待をなくすことは可能だと思っています。