介護業界は人手不足

深刻な少子高齢化問題

介護業界において昔から問題提起されていることに人手不足があります。
これからの日本ではどんどん高齢者の数が増えていきます。
少子化によってより少子高齢化が深刻な状態になっていくため、介護業界は需要がとても高いにも関わらず、人手が足りない状況に陥っているのです。

介護業界には100万人以上の人材が必要であるとされているのですが、実際には数十万人規模の人出が不足している状況となっています。
どうして人手不足かというと、一つには離職率の高さがあります。
せっかく介護の仕事に就いたのにすぐに辞めてしまう方が多いのです。

とてもきつい仕事であり、簡単にできることではないです。
そのためすぐに離職していく方が多くて、人手不足に拍車をかけるような事態となっています。
基本的に給与は低くて、介護の仕事を長く続けようというモチベーションを高める材料が不足しています。

重労働であり、たくさんのお年寄りを相手にする必要があるため、ストレスを感じるような方もいるようです。
このような人手不足の状態が続いてしまうと、私を含めて現在介護の仕事をしている人達への負担はより大きくなってしまいます。
それがさらに離職を促す結果となってしまえば、将来的には介護業界は危機的な状況を迎えてしまうでしょう。

人手不足が続けば介護のサービスの質が低下することにもつながり、信頼性が失われてしまうでしょう。
そうなれば、さらに人手不足は加速していきます。
この状況を打開するためには介護の仕事に携わっている我々が積極的に介護の魅力を発信していくべきです。
また、労働状況を改善させるために職員として働いている人達がどんどん問題提起をして、状況を改善させるために動くべきでしょう。

とても魅力的な仕事

介護に関して調べてみるとどうしてもマイナスな印象を与えるようなものばかりが目につきます。
それでは、本当に介護の仕事というのは魅力がないのでしょうか。
けっしてそんなことはありません。

私を含めて介護の現場で働いている方達はそれぞれがやりがいや誇りを持って仕事に取り組んでいます。
お年寄りが健康で豊かな人生を送れるようにサポートするのが役目となります。
誰のために仕事ができるということは、それだけでモチベーションを高められるでしょう。

お年寄りから感謝されることもある仕事であり、他人のためになる仕事をしていることに誇りを持てるでしょう。
またお年寄りとコミュニケーションを取る機会が多いため、その際に色々なことを学べます。
仕事をしていくうちに学べることはたくさんあります。

このように色々な魅力のあるのが介護の仕事なのです。
興味のある方は偏見を捨ててぜひとも調べてみましょう。
そして、一人でも多くの方が介護の仕事をするようになるならば、それはとても嬉しいことです。

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