お年寄りが喜ぶ遊び

認知症の予防としても良い

施設ではお年寄りとさまざまな遊びを行います。
遊びというのは単に楽しさや喜びを感じるだけではなくて、適度に刺激を与えることによって認知症の予防にもつながります。
レクリエーションとしてさまざまな遊びを用意しており、それぞれお年寄りは楽しんでいます。

遊びを通して人と触れ合うことによって人生の喜びを感じられるようになっています。
脳を働かせることによって、機能の向上を図ることができるでしょう。
身体を動かす遊びを提供していることが多いです。

身体機能の維持や向上は施設の重要な役割の一つとなっており、レクリエーションによって色々な効果を期待できます。
お年寄りの方は普段の生活の中で自分の身体を動かす機会がとても少なくなっています。
ほとんど寝たきりのような状態となっている方も珍しくありません。

確かに年をとると自分の身体を動かすことが億劫になるかもしれませんが、そのような状態を放置しておいて良いわけはありません。
せっかく施設に来ているのだから、積極的に体を動かして、筋力の維持や介護度の進行を遅らせることに努めるべきなのです。
しかし、無理矢理に運動をやらせるようなことをしては意味がありません。

そこで楽しいレクリエーションによって、結果的に身体を動かしてもらうのです。
お年寄りが喜んでくれるようなレクリエーションを用意できれば、自然と身体を動かして、脳を働かして、機能を向上させる効果を発揮できます。

お年寄りが喜んでくれる遊び

遊びとして提供しているものには色々な種類があります。
たとえば、計算ゲームやパズルを解かせるレクリエーションがあります。
こちらは認知症の進行を遅らせる効果があり、直感的に楽しむことができるため、多くのお年寄りが喜んでいます。

単純なルールのゲームを行わせることによって、意欲を低下させることなく熱中させることに成功しています。
漢字やことわざなどを用いたお年寄り向けのゲームを作ることもあります。
スタッフも一緒になり協力をしながら遊びます。

その他の遊びとしてはたとえば工作があります。
手先を使って色々なものを作ってもらうのです。
そして手先を動かすのは脳に対して強い刺激を与えることができるため、お年寄りにはとても良いことです。

何らかの作品を完成させることができれば大きな達成感を得ることができます。
家族に対してプレゼントできるような作品ができたならば、とても喜んでもらえます。
他にも運動を取り入れたり、音楽や歌に関する遊びもたくさん準備しています。

ずっと同じような遊びばかり続けていたのでは飽きられてしまうため、できるだけ多くの遊びを準備するように心がけています。
お年寄りの喜ぶ顔を思い浮かべながら準備を進めています。

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