お年寄り同士のトラブル

高齢者間でのいじめ

最近は子供たちのいじめの問題について話題になることが多いのですが、実はお年寄りの間でもいじめが起きることはあります。
人間が何らかの集団を形成すると、どうしてもいじめが生じてしまうようです。
介護施設内で入居者同士でいじめが行われており、その対応にスタッフが苦労することは珍しくありません。

どのような施設であっても、基本的には集団での生活を強いられることになります。
個室が用意されている施設でも、たとえば食事の時には食堂でみんなと顔を合わせることはあるのです。
そんな時に、相手から話しかけられたのに無視をしたり、嫌がらせをするようなケースがあります。

時には乱暴な言葉を投げつけたり、悪口を言うなどの子どもじみた行動に出る方もいます。
これらの問題が起きた時には当事者と話し合いをして、どうしてそんな状況になったのかを知ることが大切です。
しかし、当人に聞いてみても、自分はいじめのようなことをしていないとしらを切るケースは多いです。

学校で子供同士がいじめをしていて、その対応に先生が苦労をするのと同じような状況が施設内でも起きているのです。
色々な対策を講じることによって事態を乗り切ります。
たとえば、問題のある入居者同士がなるべく顔を合わせないようにしたり、常にスタッフがそばにいるなどです。

このようなトラブルの時にきちんとスタッフが対応できるかどうかによって、その施設の評価が決まります。
したがって、スタッフは一生懸命に状況を改善しようと努力します。

施設でのトラブルの事例

施設内では色々なトラブルが起きる可能性があります。
ささいなことがきっかけで大きなトラブルにまで発展することも珍しくないです。
たとえば、男女間のトラブルが起きることがあります。

施設内で特定の男女が交際して、それがもつれてしまうことでトラブルになるのです。
実際にそれがきっかけで警察沙汰になるようなケースもあります。
施設側が配慮することによって、そのようなトラブルは無事乗り切れました。

特に入居者である男性同士のトラブルは頻発します。
高齢者の男性はプライドが高くて他人に対して尊大な態度を取ってしまうことが多いのです。
上下関係をつけたがるような人もいて、それがきっかけとなって喧嘩になってしまいとまらなくなるのです。

ちょっとした言葉遣いが気に入らない、上から目線が鼻につくといった理由があります。
スタッフとして常に目配りして、入居者の間でトラブルの原因が生じていないのかを注意しています。
どうしても防ぐことができないケースもあるのですが、入居者同士のトラブルの事例や原因をスタッフが共有することによって、問題を未然に防ぐことがある程度可能になりました。
それぞれの施設ごとに独自の工夫をして乗り切っていることでしょう。