カジノ型デイサービスには賛否両論ですよね・・・

カジノ型デイサービスに賛成?反対?

カジノ型デイサービスをご存知ですか?
2015年の介護報酬の改定で、デイサービスの機能が分化がされました。
これによって定員が18人以下の小規模型デイサービスが地域密着型のサービスへと移行したのです。

デイサービスとは通所介護とも呼ばれますが、お年寄りが日中に施設に通い、心身の機能や活動の維持・向上を行って、社会参加を促す目的で行われている福祉サービスです。

お年寄りの生活機能の維持・向上には、趣味などの楽しみが非常に有効とされており、デイサービスではレクリエーション活動を積極的に行っています。
その一つとして、デイサービス内でルーレットやトランプ、麻雀、パチンコといった遊戯と呼ばれるアミューズメントを提供している施設が、カジノ型デイサービスです。

マスコミで取り上げられることもあり、このような遊びが好きな人には魅力的なサービスともいえます。
しかし、神戸市などの自治体ではカジノ型デイサービスを規制するなど反対する動きもあり、賛否両論です。

賛成する意見としては、麻雀やトランプなどは指先を使うので機能訓練になる。
また、他の人といっしょに楽しことで、コミュニケーション能力の向上が期待できるという意見も多くみられます。
このほかにも、既にカジノ型デイサービスは行われており、認知症予防に効果があがっているという声もありました。
さらに塗り絵や折り紙など子どもの遊びと同様のレクリエーションには興味が持てないという意見も少なくありません。

では、反対する意見はどうでしょうか。
反対意見で多いのが、税金が使われている介護施設で、パチンコや麻雀などが行われるのは不適切というものです。
そして、高齢者がギャンブル依存症になるリスクが高いという指摘も多くみられます。

反対を表明している兵庫県は、麻雀やパチンコといった法律では風俗営業法とされている遊戯をデイサービスで提供することは、必要以上に利用者の射幸心を煽るとして、利用者のギャンブル依存が強くなる恐れがあると述べています。

今後も需要は高まる?

団塊の世代といわれるベビーブーム世代の人たちが後期高齢者となる2025年を目前に控え、日本はかつてない超高齢化社会へと突入しています。
まだまだ若々しい高齢者も多く、これまで同様の子どもがするようなレクリエーションでは満足できない人が増えることは想像に難くありません。

すでにカジノ型デイサービスは多く登場しており、需要が高まっているといえるでしょう。
その一方で、行き過ぎたサービス懸念をする声もあります。

ギャンブルのみが目的のデイサービスではなく、広い観点から機能改善などを考えたサービスを提供することが大切ではないかと考えます。