内定通知が来た日の思い出

転職活動は苦難の連続でした

私は元々SEとして仕事をしていたのですが、色々な理由により介護の仕事を目指しました。
最初はすんなりと転職に成功できると思っていたのですが、実際に転職活動を進めていくとさまざまな苦労がありました。
そもそも介護業界についての知識がかけていたために、介護について理解を深めるのに時間がかかりました。

また、転職期間中はずっとこのまま介護の仕事を目指してもいいのか不安な気持ちでいっぱいでした。
SEとして仕事をしていて、ある程度の実績があり、たくさんのスキルを身につけてきたのに、それまでのキャリアをすべてなしにして0の状態で介護の世界に飛び込んでいくことは大きなリスクがありました。
あのままSEをしていた方が間違いなく生涯年収は上だったでしょう。

介護の世界では色々と覚えなければいけないことがたくさんあり、これまでの経験がない業界のため一生懸命になって仕事をがんばらなければなかなか評価されないだろうと不安でした。
周囲からも反対されることがあり、疑心暗鬼になってしまったこともあります。
けれども、どうしても介護施設で仕事をしてみたいと考えていたため、その熱い気持ちを胸に秘めて転職活動を乗り切ることができました。

内定通知はとても嬉しかった

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内定通知が出るまでにはいくつもの会社を落とされてきました。
やはりこれまでに介護の経験がなく、しかもSEからの転職ということもあって、敬遠されてきたのだと思います。
最終的に内定を出してくれた会社についても、まさか受かるとは思っていませんでした。

面接でも失敗してしまい、どうせまた駄目なのだろうなと思っていたところに内定通知が来たためとても驚きました。
内定通知はメールで届きました。
そのため、すぐにメールがきたことに気が付き、それを開けてみると私が内定したという文面が書かれていたため、驚きながらも喜びました。

内定通知メールは何度も読み返してみて、それが本当であることを確認しました。
元々SEに就職した時に内定通知は経験したことがあるのですが、人生で二度目の内定通知は以前の時よりもさらに嬉しいできごとでした。
これで夢にまで見た介護の仕事に携わることができるのだと満ち足りた気分になりました。

もちろん、初めての介護業界での仕事となるため、さまざまな困難があることは分かっていたのですが、あの時は自分が内定をもらったという事実で胸がいっぱいになったのです。
今までの人生の中でもあの時ほど嬉しかったできごとはないといえるでしょう。
私の人生の中の一つの思い出として内定通知が来た日のことは一生忘れることはないです。
仕事をしていて辛いことがあった時には内定通知を受けた時のことを思い出すようにしています。

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