健康運動指導士とは
健康運動指導士は、国民の一生涯にわたる健康づくりに貢献するために存在し、生活習慣病の予防や健康促進についての知識を持つ専門家です。
病院や福祉施設などでメディカルスタッフと協力し、メタボリック症候群の予防や生活習慣病のハイリスクな人への運動指導、介護予防のための運動指導を専門的に行っています。
運動不足が生活習慣病のリスクになる方に、運動を通じて健康を回復するお手伝いをするのが健康運動指導士の仕事といっていいでしょう。
健康運動指導士の仕事内容とは?
健康運動指導士の仕事内容は、主に以下の3つに分けられます。
運動プログラムの作成
健康運動指導士は、個人の運動経験や目的、体力や体型、病歴やリスク要因などを考慮して、最適な運動プログラムを作成します。
運動プログラムは、定期的に評価や修正を行い、効果や安全性を確認します。
指導計画の調整
健康運動指導士は、運動プログラムを実践する際に必要な指導計画を調整します。
指導計画には、運動場所や設備、道具や服装、指導者や参加者などが含まれます。
運動指導の実施
健康運動指導士は、運動プログラムと指導計画に基づいて、直接的に運動指導を行います。
運動指導では、個人の体調や反応を観察し、必要に応じて介入や応急処置を行います。
健康運動指導士の役割
健康運動指導士の役割は、主に以下の2つに分けられます。
健康増進の促進
健康運動指導士は、個人だけでなく社会全体の健康増進に貢献します。
科学的な根拠に基づいた正しい運動知識や情報を普及させたり、生活習慣病や高齢化社会の問題に対処したりします。
保健医療関係者との協働
健康運動指導士は、保健医療関係者と協力して、個人の健康管理や治療に役立ちます。
リハビリテーションや介護などの分野で、運動療法や予防医学の一環として活躍します。
健康運動指導士になるには
健康運動指導士養成講習会を受講し、健康運動指導士認定試験に合格する必要があります。
認定試験は毎年3月頃・9月頃の年2回行われます。
講習会を受講できるのは、保険師、管理栄養士、体育系大学、健康運動指導士養成校を卒業した方などです。
健康運動指導士を目指せる大学
都内で健康運動指導士の資格を取得できる大学は以下の通りです。
・国士舘大学
・法政大学
・日本女子体育大学
・東京女子体育大学
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